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EU市民、自国政府への信頼低下 EU支持は横ばい=調査

 5月20日、欧州連合(EU)機関が公表した調査で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以降、EU市民の間で自国政府に対する信頼感が大幅に低下していることが分かった。写真はブリュッセルで8日撮影(2021年 ロイター/Yves Herman)

[ブリュッセル 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)機関が20日公表した調査で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まって以降、EU市民の間で自国政府に対する信頼感が大幅に低下していることが分かった。一方、EUに対する信頼感は比較的高い水準を維持した。

生活・労働条件の改善に取り組むEU機関「ユーロファウンド」が13万8629人を対象に実施した調査によると、EU加盟27カ国中26カ国では、コロナ対策のロックダウン(都市封鎖)が始まった昨年3月と比べ、自国政府への信頼感が低下した。デンマークは横ばいだった。

EUの欧州委員会はコロナワクチンの調達と供給の遅れを巡り厳しい批判を浴びたが、今回の調査でEUに対する信頼感は、加盟国政府への信頼を総じて上回った。

フランス、ハンガリー、マルタ、ポルトガル、ルーマニア、スペインの市民は、パンデミック初期よりEUへの信頼が高まったと回答。一方、ドイツ市民の支持は低下した。

ユーロファウンドは、EUで最初のコロナ感染が確認されてから1年2カ月が経ち、格差や疲弊感が増す中、市民に一段の支援を行わなければ社会不安につながる恐れがあると警鐘を鳴らした。

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