March 5, 2020 / 4:03 PM / 3 months ago

EU、新型肺炎対策に財政規律適用しない公算=当局者

欧州連合(EU)は加盟各国が新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための景気支援策を導入する際、EUの財政規律である安定成長協定を例外的に適用しない方針であることが複数の当局者の話で明らかになった。イタリアのトリノで撮影(2020年 ロイター/MASSIMO PINCA)

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)は加盟各国が新型コロナウイルスの感染拡大に対応するための景気支援策を導入する際、EUの財政規律である安定成長協定を例外的に適用しない方針であることが複数の当局者の話で明らかになった。新型ウイルスで経済が大きな打撃を受けた場合、各国が独自に包括的な景気刺激策を導入できるようにする。

EUの執行機関である欧州委員会は、新型ウイルスの影響でユーロ圏の2020年の経済成長率が2月中旬に示した1.2%見通しを下回る可能性があると表明。これを受けEU財務相は4日、電話会議を開き対応を協議した。

当局者によると、EU財務相は新型ウイルスの感染拡大による域内経済に対する影響は緊急事態に値すると判断。こうした例外的なケースでは、加盟各国は安定成長協定に基づく財政赤字と公的債務の削減を一時的に停止し、直面する事態に優先的に対応できる。

前日の電話会議に関与していた当局者によると「各国政府が緊急事態に対し財政面で自由に対処できるとの全般的な政治合意があった。安定成長協定の順守は(新型ウイルス封じ込め)後になる」と指摘。他の当局者は、追加支出は新型ウイルス対策に明らかに関連するものである必要があり、欧州委が精査するとしている。

当局者はユーロ圏共通予算が導入されれば新型ウイルス対策はより円滑に進められるとの見方を示した。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below