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EU、蘭工場で生産のコロナワクチン巡り英の輸出要求拒絶=当局者

欧州連合(EU)当局者は21日、オランダの工場で生産された英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、英国からの輸出要請をEUが拒絶していることを明らかにした。写真は同社のワクチン。今年1月30日、英ニューキャッスルで撮影。(2021年 ロイター/Lee Smith)

[ブリュッセル 21日 ロイター] - 欧州連合(EU)当局者は21日、オランダの工場で生産された英アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンについて、英国からの輸出要請をEUが拒絶していることを明らかにした。

アストラゼネカは英国とEUとの契約で、オランダにある同社の下請け会社ハリックスのライデン工場をワクチンの供給元のひとつにしている。

EU当局者はロイターに対し「英国はオランダのハリックス工場で生産されたワクチンを英国に輸出すべきと主張しているが、ハリックスが生産したものはEUに届けられる必要がある」と語った。

EUは17日、不足しているコロナワクチンを域内市民向けに確保するため、英国への輸出を禁止する可能性を示唆した。 これまでにコロナワクチンを接種した人数の人口比は、英国の方がEU加盟国と比べて高い。

これに対し、英国のウォレス国防相は「欧州委が契約を破れば、法支配を尊重するEUに痛手となる」と批判。一方、先のEU当局者は、EUはいかなる契約も破っていないと述べた。

アストラゼネカはハリックスが生産するコロナワクチンについてEU当局に承認を申請していないが、EU当局者によると、承認申請手続きは進んでいるもようだ。当局の承認がなければ、ハリックスが生産したワクチンはEU域内で使用できない。

アストラゼネカはハリックスにあるワクチン在庫の規模についてコメントを差し控えた。

アストラゼネカとEUとの契約では、英国の2工場もワクチン供給元になっているが、EUの要請にもかかわらず、これまでにワクチンは英国からEUに輸出されていない。

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