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EU、WHO権限強化を提案 パンデミックに迅速対応

10月30日、欧州連合(EU)保健相は、世界保健機関(WHO)が感染症のパンデミック(世界的な大流行) 応できるよう権限を強化する必要があるとの見解を示した。加盟国の公衆衛生危機に対する備えが不十分な場合、指摘できるようにする必要があるとしている。写真は6月25日、ジュネーブで(2020年 ロイター/Denis Balibouse)

[ブリュッセル/ベルリン 30日 ロイター] - 欧州連合(EU)保健相は30日、世界保健機関(WHO)が感染症のパンデミック(世界的な大流行)に適切に対応できるよう権限を強化する必要があるとの見解を示した。加盟国の公衆衛生危機に対する備えが不十分な場合、指摘できるようにする必要があるとしている。

EUはテレビ会議方式で開いた保健相会合でWHO改革に関する提案を採択。11月中旬に開かれるWHO会合に同案を提出する。

草案では、WHOは加盟国が公衆衛生危機に関する情報共有の義務を果たしているか迅速に公表する必要があると指摘。加盟国は高リスク地域で独立調査の実施を認める必要があるとの見解も示した。

WHOは9月、新型コロナウイルス感染拡大への対応を検証するための独立パネルを設置。当局者によると、WHO改革は独立パネルの報告後になる。

EUの執行機関である欧州委員会のキリアキデス委員(保健衛生担当)はテレビ会議で「どの加盟国が規則を順守しているのか、透明性を確保することが基本だ」と指摘。ドイツのシュパーン保健相は記者会見で「極めて厳しい感染拡大状況と同時並行的にWHO改革を進めることが重要」と述べた。ただ、改革の開始時期については明らかにしなかった。

WHOは「EUによる世界的な公衆衛生問題への力強いリーダーシップ、およびWHO強化に向けた確固たる支援に感謝する」と表明した。

*情報を追加しました。

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