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欧州医薬品庁、イーライリリーとリジェネロンのコロナ抗体薬を審査

 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は2月4日、米イーライリリーと米リジェネロン・ファーマシューティカルズがそれぞれ開発した新型コロナウイルスの抗体治療薬を特定の患者に使用した治験のデータを検証していると明らかにした。写真はイーライリリーのロゴ、2020年9月、カリフォルニア州で撮影(2021年 ロイター/Mike Blake)

[4日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)は4日、米イーライリリーと米リジェネロン・ファーマシューティカルズがそれぞれ開発した新型コロナウイルスの抗体治療薬を特定の患者に使用した治験のデータを検証していると明らかにした。

検証対象となっているのは両社が開発した2種類の抗体薬を組み合わせた治療法のデータで、酸素吸入の必要はないが症状が悪化するリスクが高いコロナ患者に使用した治験に基づいている。

イーライリリーは1月、同社の抗体薬「バムラニビマブ」と「エテセビマブ」の併用によってコロナ感染症患者の入院と死亡のリスクが70%低下したことが分かったと発表した。

リジェネロンは「カシリビマブ」と「イムデビマブ」を組み合わせた抗体カクテル療法で11月に米食品医薬品局(FDA)の緊急使用許可を取得しており、トランプ前大統領がコロナに感染した際にも投与された。

どちらも人間の体内で作り出される抗体を模倣して人工的につくった「モノクローナル抗体」を組み合わせた治療法。

EMAはまた、イーライリリーのバムラニビマブを単独で使用する治療法についても検証を進めていると明らかにした。同抗体薬は既に米国で、コロナ感染症の症状が軽度から中等度の高リスク患者への緊急使用が許可されている。

EMAのヒト用医薬品委員会(CHMP)が審査の結果、販売承認を推奨した場合、欧州委員会が正式に承認するかどうかを決めることになる。

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