[パリ 16日 ロイター] - フランスのカステックス首相は16日、米製薬大手・ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスのワクチンついて、欧州連合(EU)当局が来週承認すれば、12月最終週にも国内で接種を開始できるとの見通しを示した。
カステックス首相は議会で、12月30日までに116万回分のワクチンを確保し、1月初旬に67万7000回分、2月に160万回分を確保する計画だと説明した。1月から高齢者を優先して本格的な接種が始まるという。
保健当局は、1─2月に介護施設の約100万人の入居者のワクチン接種を進め、3─6月には1400万─1500万の一般の人の接種も行うことを計画している。
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