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仏・オランダ、週内に新コロナ対策 WHO「誤った安心」を憂慮

フランス政府のアタル報道官は24日、新型コロナウイルス感染の第5波に突入する中、新たな制限措置を25日に発表すると明らかにした。写真は22日撮影(2021年 ロイター/David W Cerny)

[パリ/アムステルダム 24日 ロイター] - フランス政府のアタル報道官は24日、新型コロナウイルス感染の第5波に突入する中、新たな制限措置を25日に発表すると明らかにした。

ソーシャルディスタンシング(社会的距離)強化に加え、ワクチン追加接種(ブースター接種)の対象年齢を40歳以上に拡大、ワクチン接種完了を証明する「ヘルスパス」提示義務の厳格化などが検討されているものの、ロックダウン(都市封鎖)の再導入は計画していないと強調した。

フランスでは23日時点で、7日移動平均の新規感染者が8月24日以来初めて2万人を超えた。報道官は、新たな措置が施行されても、感染状況が今後数日で悪化する公算が大きいと警鐘を鳴らした。

オランダでも新たなコロナ感染拡大抑制策が検討されている。デヨング保健相によると、専門家らが25日に協議し、26日に決定が発表される。

オランダでは人口の85%がワクチン接種を完了しているものの、新規感染者数は過去1週間で約40%急増。過去24時間での感染者数は2万3700人を超え、過去最多を更新した。

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は24日、ワクチンで守られているという「誤った安心感」から欧州で感染が再拡大していると指摘。年末年始の休暇に向けて、人々がパンデミック(世界的な大流行)前の状態に回帰するに連れ、猛烈な勢いで感染が拡大すると警告した。

同氏は「多くの国や地域で、ワクチンがパンデミックを終息させ、ワクチンを接種した人は他の予防措置をとる必要がないという誤った安心感が出ていることを懸念している」と述べた。

WHO幹部はワクチン接種、マスク着用、社会的な距離の確保が重要だと指摘した。

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