[パリ 29日 ロイター] - フランスのベラン保健相は、同国での新型コロナウイルスの新規感染例の約20%がインドで最初に発見されたデルタ株だと明らかにした。
ベラン氏は、国内ラジオに対し「デルタ株は現在、新規感染者の約20%を占めている。感染者数は減少しており、絶対数ではなく比率が上昇し続けている」と述べた。
28日に報告された感染者数は509人。1日当たりの新規感染者数の7日移動平均は1819人で約10カ月ぶりの低水準となった。7日移動平均は4月14日に4万2225人に達していた。
ベラン氏は、他国と同様、フランスでも感染力の強いデルタ株が徐々に主流になりつつあると述べた。
ドイツは28日、デルタ株の新規感染者数が1週間前の倍以上になったと明らかにした。
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