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独コロナ対策、連邦政府に権限集中を 首相が法案支持訴え

 4月16日、ドイツのメルケル首相は、議会で演説し、国民の多くはより強力な新型コロナウイルス対策を求めていると述べて、連邦政府に権限を集中させる感染予防法改正案への支持を呼び掛けた。ベルリンで3月31日、代表撮影(2021年 ロイター)

[ベルリン 16日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は16日、議会で演説し、国民の多くはより強力な新型コロナウイルス対策を求めていると述べて、連邦政府に権限を集中させる感染予防法改正案への支持を呼び掛けた。

同法案が可決されれば、新型コロナウイルス感染者が一定水準を超えた地域で、地元の自治体が反対しても連邦政府が制限措置を実行できるようになる。

メルケル氏は「感染第3波がドイツを覆っている。集中治療室のスタッフが相次いでSOSを送っている。誰がこれを無視することができるだろうか」と訴えた。

今回の措置がパンデミック(大流行)に対する完全な対策にはならないことを認め、ワクチンの接種だけが解決につながると述べた。

極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル院内総務は法案について、民主主義における基本的な権利に対する前例のない攻撃と非難した。

AfDはロックダウン(都市封鎖)は感染に歯止めをかけることができず、経済と国民の精神衛生にダメージを与えていると批判している。ドイツ各地でロックダウン(都市封鎖)に抗議するデモが行われており、特にAfDの支持者が多い旧東ドイツで反対の声が多い。

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