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ドイツ政府、コロナ対策のロックダウンを延長

[ベルリン 23日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は23日早く、新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を4月18日まで延長すると表明、イースター休暇の5日間は自宅にとどまるよう呼び掛けた。

感染第3波を封じ込めることが狙い。

首相は国内16州のトップと深夜まで協議。今月決定した段階的な経済活動の再開を撤回した。感染率が急激に上昇していることが背景。

首相は会見で「現在、非常に深刻な状態にある」とし、ワクチン接種で時間との闘いを迫られていると述べた。

ドイツは今月、新型コロナ規制の緩和を慎重に開始したが、変異ウイルスの感染拡大で、感染者が増加。規制を強化しなければ、医療体制が近く逼迫(ひっぱく)する可能性があるとの懸念が浮上している。

ドイツのロベルト・コッホ研究所(RKI)によると、22日時点で直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は107人と、集中治療室(ICU)の空きがなくなり始める水準とされる100人を超えた。21日時点では3000人以上がICUで治療を受けている。

エコノミストは、ロックダウンの延長で景気の回復が遅れ、春ではなく、初夏になるとの見通しを示している。

今回決定した対策では、4月1日からの5日間、外出自粛を求める。スーパーマーケットなど必要不可欠な店舗を含む全店舗の休業措置は見送られた。

休暇期間中の親族の大規模な集まりも禁止する。集まりが認められるのは最大2世帯もしくは最大5人。教会にもイースター礼拝をオンラインで行うよう要請する。

ドイツでは国内の旅行は自由だが、国内のホテルとリゾート地は旅行者の宿泊を禁じられている。旅行をしたい人は海外旅行が唯一の選択肢になるが、同首相は「すべての海外旅行の禁止を勧告する」と述べた。

帰国した旅行者全員に対する隔離義務は見送った。

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