May 11, 2020 / 11:07 PM / 13 days ago

独メルケル首相、コロナ再拡大の兆候を警戒 社会的距離呼びかけ

[ベルリン 11日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は11日、国内の新型コロナウイルス感染が再拡大している可能性がデータで示されたことを受け、国民に対し、人との距離を一定に保つための社会的距離(ソーシャルディスタンシング)規則を堅持するよう求めた。

ドイツは大規模な検査体制などが奏功し、欧州の他の主要国に比べて新型コロナ感染者数の伸びが抑えられてきた。このため、首相は先週、ロックダウン(都市封鎖)を段階的に緩和する方針を明らかにした。

メルケル氏はこれまで度々、医療崩壊を防ぐためには、1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」を1未満に抑える必要があるとの見方を示してきた。

しかし、ドイツ政府の専門機関ロベルト・コッホ研究所(RKI)は、再生産数が3日連続で1を上回ったと発表。10日の1.13に続き、11日は推定1.07と、100人の感染者が平均で107人に感染を広げていると示す水準となった。

RKIはリポートで「再生産数の上昇を受け、今後数日の動向を注意深く見守る必要がある」と指摘した。

ドイツの当局者らは、再生産数は全体の感染者数が減少すると振れが大きくなるため、短期的な上昇は必ずしも危険ではないとの見方を示している。

ただ、冷静な対応で高い評価を受けているメルケル氏は、ドイツ国民は「距離を一定に保ち、口と鼻の防護具を着用し、互いに配慮を示す」という基本ルールを守る必要があると訴えた。

この日発表された過去24時間の集計によると、新型コロナウイルス感染者は357人増え、16万9575人となった。死者は22人増の7417人。

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