March 3, 2020 / 5:54 PM / a month ago

ギリシャ、成長率見通し引き下げも 新型ウイルスで=財政審議会

[アテネ 3日 ロイター] - ギリシャ政府の財政審議会は3日、新型コロナウイルスの感染拡大によって景気回復が抑制され、今年の成長率は引き下げられる可能性が高いと述べた。

政府の2020年成長率見通しは2.8%だが、審議会は基本シナリオに基づく成長率が2.54%になると予想。またユーロ圏の成長率が減速することを勘案し、より悪い2つのシナリオに基づく成長率は2.21%と1.88%になるとの見通しを示した。

審議会は「新型ウイルスの感染拡大は確実に20年の世界経済成長率の下方改定につながり、欧州での感染拡大はユーロ圏の域内総生産(GDP)を下押しする」と指摘。ユーロ圏のGDPが1%ポイント減速するごとに、ギリシャのGDPは約0.8%ポイント鈍ると試算した。

新型ウイルスによってギリシャの観光業や海上運送業の売り上げが減り、個人消費が減速した場合、経常収支に打撃となる可能性がある。

20年の成長率目標である2.8%を達成できなければ、財政に打撃となり、政府は保健対策に充てる「貯え」を探し出す必要が出てくるかもしれない。

政府はまた、基礎的財政黒字がGDP比3.5%から外れた場合に緊縮財政措置を取る事態を避けられるように、貸出機関と相談した上で予備費の一部を使うことになるかもしれない。

ギリシャでは7人の感染者が確認されている。死亡者はいない。欧州では被害が少ない方だ。欧州で最も被害が大きいイタリアでは死亡者が50人を超え、感染者数は2000人超となっている。

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