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インドネシア、医療支出拡大へ コロナ感染急増で病床逼迫

 7月5日 インドネシア政府は5日、新型コロナウイルスの感染急増に対応するため医療支出を拡大し、軽症患者などに遠隔診療サービスを提供すると発表した。写真は車に運び込まれる棺。7月5日、ジャカルタで撮影(2021年 ロイター/Willy Kurniawan)

[ジャカルタ 5日 ロイター] - インドネシア政府は5日、新型コロナウイルスの感染急増に対応するため医療支出を拡大し、軽症患者などに遠隔診療サービスを提供すると発表した。新規感染者数が連日、過去最多を更新する中、医療提供体制への負担軽減を図る。

インドネシアは、インドで最初に確認された感染力の強い変異株「デルタ株」の急速な拡大に見舞われている。

当局が5日に発表した新規感染者は過去最多の2万9745人で、過去15日間で10日目の記録更新となった。新たな死者も558人と、2日連続で最多を更新した。

スリ・ムルヤニ・インドラワティ財務相は、新型コロナの治療や検査、接触者追跡、医薬品、ワクチン、防護具に充てる医療支出を193兆9300億ルピア(133億9000万ドル)に増額すると発表。2日に示していた額を引き上げた。

ブディ・グナディ・サディキン保健相は、6日から遠隔診療サービスの提供を開始すると発表。

「コロナ陽性患者は病院での順番待ちをせずに医療サービスを受けられるようになる。これにより、病院では中等症・重症者や重篤な患者を優先できる」と述べた。

保健省によると、全国の病床使用率は2日時点で75%。ただ、人口が最も多いジャワ島では、首都ジャカルタなどの一部の病院が90%を超える使用率を報告している。

インドネシア政府はこれまでに、感染状況が最も深刻なジャワ島とバリ島で移動制限を厳格化している。

5日には、その他20の州で6日から感染抑制策を導入すると発表した。

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