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米J&Jのコロナワクチン、3カ月保存が4カ月半に 多くが未使用で

 6月10日 米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は同社の1回接種型の新型コロナウイルスワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)が承認する保存期間が3か月間から4カ月半に伸びたと発表した。写真は2020年10月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[10日 ロイター] - 米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は10日、同社の1回接種型の新型コロナウイルスワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)が承認する保存期間が3か月間から4カ月半に伸びたと発表した。J&Jのワクチンの安全性を巡る懸念や、米国でのワクチン需要減退のため、国内向けに生産した2100万回分の半分近くが使われないままになっており、多くが今月下旬に使用期限を迎えてしまうことが問題になっていた。

同社によると、現在進められている研究で、摂氏2─8度の冷蔵庫なら4か月半、保管できることが示されたことから、FDAが決定した。

保存期間の延長が影響する数量は不明。J&Jの未出荷分も1億回分あるが、この出荷時期は確定していない。

ホワイトハウスの高官は8日、各州知事に対し、FDAと協力して同社ワクチンの保存期間を延長するよう要請していた。

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