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米J&J、コロナワクチン後期治験開始 来年初までに結果判明

[シカゴ 23日 ロイター] - 米医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)JNJ.Nは23日、6万人を対象とした新型コロナウイルス感染症ワクチンの第3相臨床試験(治験)を開始した。年末もしくは来年初旬に結果が得られる見通し。

J&Jが開発するワクチンは1回の接種で効果が得られるもの。モデルナMRNA.O、ファイザーPFE.N、アストラゼネカAZN.Lなどが開発しているワクチンは数週間の間隔を開けて2回の接種が必要となるため、J&Jのワクチンは配布が簡略化できる。

J&Jのワクチン開発に関わっているハーバード大学のダン・バローチ博士は「1回の接種で済むワクチンは、大勢の人に接種し、パンデミック(世界的大流行)を制御する上で大きな恩恵をもたらす」と述べた。

J&Jの最高科学責任者(CSO)、ポール・ストフェルズ博士によると、第3相治験は米国、南アフリカ、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、メキシコ、ペルーの最大215カ所で実施。治験参加者の登録に6週間から2カ月かかり、「年末か来年初旬」に結果が得られるとし、2021年には最大10億回分の製造を行うと述べた。

当局から承認が得られる時期は不明だが、承認取得後に速やかに配布を開始するため、J&Jは承認前から製造に着手する。

トランプ大統領はJ&Jの発表を受け、「大ニュースだ。数多くの偉大な企業が素晴らしい結果を出している。米食品医薬品局(FDA)は迅速に動く必要がある」とツイッターに投稿した。

序盤の取引でJ&J株は前日終値比約1.8%高の146.77ドル。

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