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J&Jワクチン接種再開は情報収集後、米CDC諮問委が方針

[14日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は14日、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン接種者に血栓の事例が報告され、接種を一時停止した問題に関し、十分なデータを集めてから再開を判断する方針で一致した。

 4月14日、米疾病対策センター(CDC)の諮問委員会はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチン接種者に血栓の事例が報告され、接種を一時停止した問題に関し、十分なデータを集めてから再開を判断する方針で一致した。写真はJ&Jワクチンのイメージ。2020年10月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

諮問委は7─10日後に再び会合を開く。

CDCと米食品医薬品局(FDA)は前日、J&Jのコロナワクチンについて、接種した50歳以下の女性6人に血栓が生じる事例が報告されたことを受け、接種を一時中止するよう勧告した。

ミネソタ州保健当局の疫学者リン・バタ氏など諮問委メンバーらは、接種停止を継続し、安全性に関する情報をさらに収集する必要があると主張。

バタ氏は「しっかりとした情報を得ることで、われわれは確信を持ってこのワクチンの安全性について語れるようになる」と述べた。

一方、FDAのワクチン開発部門のドラン・フィンク副ディレクターは諮問委に対し、FDAによる警告文書や情報発信によって医師が同ワクチンのリスクとメリットを検証できるようになるとの見解を示した。

諮問委の一部メンバーは、J&Jのワクチンが1回の接種で済み、冷蔵保管が可能であることから、接種停止を継続すれば都市から離れた地域などでのワクチンの公平分配がさらに難しくなるとの懸念を示した。

一方、ホワイトハウスのザイエンツ新型コロナ対策調整官は記者会見で、血栓の発症報告への規制当局の迅速な対応は、ワクチンの安全性に関して国民の信頼向上につながるはずだと指摘。

J&Jワクチン接種の一時停止の影響を相殺し、国内のワクチン接種ペースを維持するため、モデルナとファイザーのワクチンの生産・出荷を加速させる措置を講じたことも明らかにした。

CDCのワレンスキー所長も、J&Jのワクチン接種を予約していた人たちが接種できるように国内の関係各所と協力すると表明した。

ザイエンツ氏によると、米国のワクチン普及は加速しており、1日平均330万回の接種が行われている。

FDAはロイターへの電子メールで、CDCと協力して引き続きワクチンの安全性データを検証していくとし、新たな科学的証拠が見つかれば情報を開示すると述べた。

また、「患者を守るため、こうした審議の手続きを進め、国民がワクチンの安全性と効果を信頼できる環境を整えることが重要だ」と付け加えた。

*FDAのコメントを追加して再送します。

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