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コロナ後遺症リスク、オミクロン株は従来株より低く=英研究

 6月16日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株は、これまでの変異株よりも後遺症を引き起こす可能性が低い──。写真は朝のラッシュアワー時の駅の様子。ロンドンで昨年12月撮影(2022年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 16日 ロイター] - 新型コロナウイルスのオミクロン変異株は、これまでの変異株よりも後遺症を引き起こす可能性が低い──。英キングス・カレッジ・ロンドンがこうした研究成果を16日付の医学誌ランセットで発表した。

コロナ後遺症は、倦怠感から「ブレインフォグ(脳の霧、頭がぼんやりするような症状)」まで幅広い症状を含み、数週間から数カ月続くことがある。公衆衛生上の問題として認識されつつあり、研究者らはオミクロン株が従来の変異株と同様の後遺症リスクがあるかどうかを調べている。

こうした種類の研究では初めての査読付き論文となる。

キングス・カレッジ・ロンドンの研究者は「ZOE COVID Symptom」研究アプリのデータを用い、英国のオミクロン株拡大期における感染後に後遺症を発症する確率はデルタ株に比べ20─50%低かったことを突き止めた。この数値は感染者の年齢や最後のワクチン接種時期によって変化した。

ただ、研究チームは後遺症に悩む患者の数が減っているわけではないと指摘。リスクは低いものの、より多くの人が感染したため絶対数は多くなっている。

英国立統計局(ONS)は5月、国内でオミクロン株感染後に後遺症を発症した人は43万8000人で、後遺症患者全体の24%に相当すると発表した。

研究チームは、オミクロン株の後遺症リスクが低い理由を明らかにするためにはさらなる研究が必要としている。

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