[香港 23日 ロイター] - マカオの賀一誠行政長官は政府のウェブサイトで、バーや映画館、ヘアサロン、屋外の公園閉鎖を含む新型コロナウイルス感染拡大抑制策を23日から延長すると発表した。
カジノは営業継続を認められるが、劇場、フィットネス施設、娯楽施設は現地時間23日午後5時から営業停止が義務となる。飲食店は持ち帰り営業のみ許可される。
マカオでは、感染者が100人を超えるなど市中感染が増加しており、今週には住民60万人以上が2度目の集団検査を受けている。
陽性者にはカジノ従業員や客が含まれており、多数がSJMホールディングス所有のグランド・リスボア・パレスで行われた結婚披露宴にかかわっていた。
21日には、感染者が出たカジノホテルが当局により封鎖され、700人が隔離された。
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