[ラバト 6日 ロイター] - モロッコ外務省は6日、海外からの入国者を15日から受け入れると発表した。同国民、外国人いずれも対象となる。港湾と空港で海外からの旅客を受け入れると発表した。
外務省は声明で、新型コロナウイルスのワクチン接種が済んでいるか、PCR検査で陰性となった旅客の入国をすべて認めると説明。感染が拡大している、または信頼できるデータが提供されていない国からの入国者については、モロッコによる特別な許可と検査が必要となる。
モロッコは先月、感染抑制策として実施していた一連の規制を緩和し、映画館や劇場の再開を認めるなどした。
一方、17歳以上の国民全員へのワクチン接種を目指しており、英アストラゼネカ製と中国医薬集団(シノファーム)製のワクチン500万回分を調達。他のアフリカ諸国よりコロナを巡る状況が改善している。
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