[ロンドン 7日 ロイター] - 英北部リーズで3年おきに開催されるリーズ国際ピアノコンクールが、今年は新型コロナウイルス感染の影響で1次予選をオンライン形式で行った。
渡航制限の中、コンクールの主催者側は各国から約60人を招待し、17の都市でオンラインによる1次予選を開催。ピアノはスタインウェイのⅮ型、また同じカメラで撮影するという条件で、参加者はそれぞれ25分間の演奏を行った。
エジンバラ生まれのピアニスト、ヤン・ユァンファン(24)はロンドンの王立音楽院のホールで、カメラマン1人を前にショパンやリスト、ハイドンの曲を演奏。ヤンは「最初はちょっと難しいかと思ったが、弾き始めたら何もかも忘れてしまった」と振り返った。
1次予選はオンライン形式だが2次予選から決勝まではリーズで開催される予定で、主催者はできれば観客を入れて行いたいとしている。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」