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ミャンマーでコロナ深刻化、軍政は酸素供給拡大を約束

[12日 ロイター] - ミャンマー軍政当局は12日、新型コロナウイルス患者の治療に使う酸素の供給を増やすと表明した。同国ではコロナ感染拡大が加速する中、医療用酸素の不足が深刻になっている。

ミャンマー国営テレビ(MRTV)によると、この日報告された新型コロナによる死者は80人と、過去最多を更新。新規感染者は5014人に上った。検査件数に対する陽性率は3割を超えた。

一部の専門家は、検査体制が崩壊しているため、実際の感染率は発表を大きく上回っていると指摘する。医療従事者が2月の国軍によるクーデターに抗議する不服従運動に加わったことが背景にある。

コロナ患者の電話相談に応じているある医師は、必要な時に酸素供給を受けられなかった患者が死亡した多くの事例を知っていると述べた。

ソーシャルメディアに投稿された写真には、最大都市ヤンゴンで酸素ボンベを充てんするために長い列を作る市民の様子が写されている。

2月のクーデター以来拘束されている民主化指導者アウン・サン・スー・チー氏の弁護士は12日、同氏がコロナ感染状況の悪化に「深刻な懸念を抱いている」と表明した。

国軍の報道官はこの日の記者会見で、軍当局は国内各地の軍病院を使って、コロナ患者の治療場所14カ所を準備していると説明。酸素プラントをフル稼働する計画も明らかにした。

国軍のフライン総司令官は、資金提供者から得た資金で酸素プラントを建設すると説明。酸素供給量は十分にあるが、政治的な目的で現在の状況がゆがめられて伝えられたり悪用されていると主張した。

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