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米NY州知事の側近、高齢者施設のコロナ死者数非公表を謝罪

米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が10日の電話会議で州議会の議員らに対し、新型コロナウイルス感染による高齢者施設での死者数の公開要求に応じなかったことを謝罪した。写真は記者ブリーフィングに臨むクオモ知事(左)。昨年5月7日にニューヨークで撮影。(2021年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が10日の電話会議で州議会の議員らに対し、新型コロナウイルス感染による高齢者施設での死者数の公開要求に応じなかったことを謝罪した。米紙ニューヨーク・ポストが会議での発言内容をを最初に報じた。

同紙によると、側近のメリッサ・デローザ氏は電話会議の中で民主党の議員に対し、死者数の情報が連邦政府による知事への攻撃材料として利用されることを恐れ、「凍結した」と語った。

NY州のジェームズ司法長官は約2週間前に、昨年3─8月の高齢者施設の実際の死者数は、公式に発表された6400人の2倍だった可能性があるとの報告書を出している。

民主、共和両党の議員は隠ぺいだとして怒りを募らせており、クオモ知事にコロナ対応の特別権限を付与する昨年の決定を見直していると明らかにしている。

州の保健当局は高齢者施設の入居者のうち、病院に搬送された後に死亡した場合は高齢者施設の死者数に入れていなかった。議員からはコロナ危機の実情を隠す行為との指摘がでている。

クオモ知事には昨夏、州議会の議員から高齢者施設の死者数の詳細を示すよう要求が出ていたが、これに応じていなかった。

同時期にトランプ政権下の司法省も高齢者施設の死者数のデータを要求し始めていた。クオモ知事は度々、トランプ氏がコロナ危機について透明性を確保していないと批判し、対立していた。

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