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NZ、ワクチン義務化抗議デモ続く 首相「輸入された現象」

 2月14日、ニュージーランドのアーダーン首相(写真)は、同国で1週間にわたって続く新型コロナウイルスのワクチン接種義務化に抗議するデモについて、国内でこれまでに見たことがないとし、「海外から輸入された」現象のように思うと述べた。写真は2020年9月オークランドでの代表撮影(2022年/ロイター)

[ウェリントン 14日 ロイター] - ニュージーランドのアーダーン首相は14日、同国で1週間にわたって続く新型コロナウイルスのワクチン接種義務化に抗議するデモについて、国内でこれまでに見たことがないとし、「海外から輸入された」現象のように思うと述べた。公共放送TVNZのインタビューで語った。

数百人のデモ隊は国会議事堂前広場の占拠を継続。カナダでのワクチン義務化に抗議するトラック運転手らのデモに触発されたためか、デモ隊は国会周辺の道路をトラックやバン、オートバイで封鎖している。

アーダーン首相は「輸入された抗議行動のようだ」とし、デモでは「トランプ氏をモチーフにした旗やカナダの旗が見られる」と述べた。

また「政治家の処刑を求めるプラカードも一部で掲げられている」と指摘、デモ隊は政治的な対話には関心がないようだとコメントした。

デモは当初、新型コロナワクチン接種義務化への反対を訴えて始まったが、その後は各種コロナ規制の終了やワクチン接種拒否を主張する団体、さらには先住民族・マオリの抑圧や権利といった社会的問題を扱うグループも参加。デモ隊の規模は一時は数千人に達したとされる。

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