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米クルーズ2社が一部運航中止、オミクロン株巡る懸念で

米クルーズ運航会社のロイヤル・カリビアン・クルーズとノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは5日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念拡大を受け、一部クルーズ船の運航中止を発表した。写真は1月5日、フロリダ州マイアミで撮影(2022年 ロイター/Marco Bello)

[5日 ロイター] - 米クルーズ運航会社のロイヤル・カリビアン・クルーズとノルウェージャン・クルーズライン・ホールディングスは5日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株を巡る懸念拡大を受け、一部クルーズ船の運航中止を発表した。

ロイヤル・カリビアンは6日に予定していた客船「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」の運航を中止。今月2日に乗船した9人が香港のコロナ感染者の濃厚接触者と特定されたことを受けた。

濃厚接触者らは検査で陰性となったが、客船は香港に戻り、全ての乗客・乗員に検査を実施するという。

ノルウェージャンは「現在の移動制限により、一部クルーズの変更・中止を余儀なくされた」と発表。中止の対象には4月下旬を乗船日とするクルーズも含まれている。

一方カーニバルは、クルーズのキャンセルはしていないと述べた。

米疾病対策センター(CDC)は先週、クルーズ客船上でコロナ感染の症例が増加していることを受け、ワクチン接種の有無にかかわらずクルーズ船での旅行を控えるよう勧告した。

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