[チューリヒ 29日 ロイター] - スイスの製薬大手ノバルティスは29日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを生産することで暫定合意した。供給が需要に追いつかない中、生産拡大に協力する。
最終的に合意すれば、ノバルティスは第2・四半期にドイツとの国境に近いシュタインにある施設でワクチン生産を開始する。ただ生産量については明らかにしなかった。
ファイザー製ワクチンは「メッセンジャーRNA(mRNA)」技術を使うもの。ノバルティスはワクチンなどに利用されるmRNAなどの生産を巡り、他の製薬会社とも協議を進めていると明らかにした。
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