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富裕国が海外から看護師誘致、貧困国との格差拡大=国際団体

国際看護師協会のハワード・カットン事務局長は、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大で、富裕国がより貧しい国から看護師を誘致し、人材不足を一段と悪化させているとの見解を示した。写真は2021年4月、カナダのトロントで撮影(2022年 ロイター/Carlos Osorio)

[ジュネーブ 24日 ロイター] - 国際看護師協会のハワード・カットン事務局長は、新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大で、富裕国がより貧しい国から看護師を誘致し、人材不足を一段と悪化させているとの見解を示した。

ジュネーブに本拠を置く同協会には、2700万人の看護師と130カ国の団体が加入している。

カットン事務局長はロイターとのインタビューで、オミクロン株が拡大する中で病気や燃え尽き、離職はコロナ禍を通じてかつてない水準に達していると指摘。西側諸国はその補充のため軍職員やボランティア、退職者を募集しているが、多くの国は海外から人材を募集し、医療格差に拍車がかかっていると述べた。

「英国、ドイツ、カナダ、米国などで明らかに海外からの募集が増加している。こうした一時しのぎの解決策を本当に恐れている」と指摘。「これは、富裕国が経済力に任せて個人用防護具やワクチンを買い占めたケースに似ている。看護師で同じことをすれば格差が一段と悪化する」と述べた。

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