for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

パリのジャコメッティ美術館が再開、20分ごとに10人の予約者限定

スイス生まれの彫刻家、アルベルト・ジャコメッティの作品を展示するパリの美術館が15日、再開した。館内で15日撮影。(2020年 ロイター/Charles Platiau)

[パリ 15日 ロイター] - 20世紀モダニズム彫刻を代表するスイス生まれの彫刻家、アルベルト・ジャコメッティ(1901─1966)。その作品を展示するパリの美術館「ジャコメッティ協会」が15日、再開した。

同美術館が設定したガイドラインでは、予約者限定で20分ごとに10人のみ入館が可能となり、1日の入館者数は180人と平常時の3分の1に制限する。

また、列に並ぶ際には間隔を空けることを要請するほか、消毒薬を用意するなどして安全に配慮するという。営業時間も短縮する。

「ジャコメッティ基金」の代表、キャサリン・グルニエ氏は「訪れる人に安心してもらい、展示作品を楽しむ以外のことに心を煩わせなくて済むよう、できる限りの措置を講じる」と述べた。

ルーブル美術館など他の大規模施設は閉館を続けているため、同協会の営業再開には美術ファンから歓迎の声が上がっている。

同協会は2018年、モンパルナス地区にオープン。妻が保管していたジャコメッティの絵画や彫刻など数十点を展示している。

ジャコメッティはその生涯の大半をパリで過ごし、24平方メートルの小さなアトリエから膨大な数の作品を生み出したことで知られる。 

同協会のアートディレクターは、新型コロナウイルス感染抑制のため外出自粛を余儀なくされたパリ市民の心に響くのではないかと指摘。「狭い場所にいても、想像力を自由にはばたかせることができる人間の驚くべき能力の証明だ」と述べた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up