[マニラ 29日 ロイター] - フィリピンのある高官は29日、ドゥテルテ大統領が首都とその近郊州で移動や営業の制限を7月中旬まで延長したと明らかにした。
新型コロナウイルスの感染は、首都地域では4月のピーク以降減少しているものの、一部の州では拡大が続いている。
首都と近郊州では娯楽施設やアミューズメントパークの利用、コンタクトスポーツは禁止。レストランやジム、屋内の観光施設は40%の収容人数での営業が認められる。
一方、首都圏以外の21の市や州では、依然厳しい規制が続けられる。
オマーン、アラブ首長国連邦、その他南アジアのほとんど国からの旅行者受け入れ停止も延長される。
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