[バチカン市国 5日 ロイター] - キリスト教カトリック総本山のバチカン(ローマ教皇庁)は5日、ローマ教皇がシスティーナ礼拝堂で赤ちゃんの洗礼を行う恒例の儀式を今年は中止すると発表した。
新型コロナウイルスの流行に伴い、行動制限措置が導入されていることが理由。
洗礼式は10日に予定されていた。中止になるのは、ヨハネ・パウロ2世が数十年に前にこの儀式を初めて以降、初めてとみられる。
バチカンは新型コロナの流行を受けて、宗教行事への参加を厳しく制限している。
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