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新型コロナ「勝利宣言早まってはならない」 ローマ教皇呼びかけ

 6月7日、ローマ教皇フランシスコは、イタリア人に対し、新型コロナウイルスの感染者数は減少しているが、防護を緩めないようにと警告し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)とマスク着用の規則に従うよう呼びかけた。バチカンで5月31日、代表撮影(2020年 ロイター/Vatican Media)

[バチカン市 7日 ロイター] - ローマ教皇フランシスコは7日、イタリア人に対し、新型コロナウイルスの感染者数は減少しているが、防護を緩めないようにと警告し、社会的距離(ソーシャルディスタンス)とマスク着用の規則に従うよう呼びかけた。

教皇はこの日行なった日曜の祝福講話で、サン・ピエトロ広場に集まった数百人の聴衆に対し、訪れた人数は限られていても、みなさんの存在こそが新型コロナの深刻な局面を克服した証と述べた。この発言には拍手が起こったが、教皇は準備原稿を逸脱し「気をつけて。勝利宣言を早まってはならない」と注意を促した。

イタリアではこれまでに約3万4000人が新型コロナにより死亡。米国、英国、ブラジルに次いで世界で4番目の死者数となっている。数カ月前に約1000人の水準だった1日当たりの死者数は、6日には72人まで減少。3日には規制緩和が最終段階に入り、地方間の移動が可能となっている。

社会的距離と公共の場でのマスク着用は引き続き義務付けられているが、若年層を中心にこの規則を軽視する動きが見られ、当局は第2波襲来の危険性を警告している。

教皇は「われわれはまだ、規則を守らねばならない。神のおかげで最悪期を脱しつつあるものの、それは常に、当局が策定した規則の遵守によってのみ実現している」と述べた。

さらに、新型コロナが他の国々でいまだ多くの犠牲者を出していることを誰も忘れてはならないと指摘した。

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