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レムデシビル、コロナ死亡率・入院期間に影響せず=WHO調査

 WHOが実施した臨床試験で、米バイオ医薬品メーカー、ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」が、新型コロナウイルス感染症の治療で入院期間や死亡率にほとんど影響を与えなかったことが分かった。写真はギリアドのロゴ。米カリフォルニア州オーシャンサイドで4月撮影(2020年 ロイター/Mike Blake)

[15日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)が実施した臨床試験(治験)で、米バイオ医薬品メーカー、ギリアド・サイエンシズGILD.Oの抗ウイルス薬「レムデシビル」が、新型コロナウイルス感染症の治療で入院期間や死亡率にほとんど影響を与えなかったことが分かった。

レムデシビルは、トランプ米大統領が最近新型コロナに感染した際にも投与されていた。

WHOは、30カ国以上で計1万1266人の患者を対象に、レムデシビル、ヒドロキシクロロキン、ロピナビル/リトナビル、およびインターフェロンの効果を調べた。

WHOによると、これらの医薬品は、28日間の死亡率や入院期間に全く影響しないか、もしくはほとんど影響しなかった。

治験結果は、まだ査読を受けていない。

ギリアドは今月、新型コロナ患者1062人を対象としたレムデシビルの治験で、プラセボ(偽薬)群と比べて治療期間を5日短縮する効果が確認されたと発表した。[nL4N2H0087]

ギリアドはロイターに対し、複数の無作為化対照試験の結果が査読を経て専門誌に出版され、レムデシビルの臨床的利点を裏付けているとし、WHOの治験はこれらのより確かな証拠と合致していないようだと指摘した。

その上で、WHOの治験は建設的な科学的議論を行うために必要な厳しい審査を受けていないとの見方を示した。

*情報源を更新し、ギリアドやWHOのコメントを追加して再送します。

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