March 17, 2020 / 1:23 AM / 12 days ago

UPDATE 1-NY連銀、5000億ドルのレポオペ第2弾 資金供給194億ドルにとどまる

(内容を追加しました)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)の金融調節を担うニューヨーク連銀は16日午後、5000憶ドルのレポオペ第2弾を実施したが、プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)への資金供給額は194億ドルにとどまった。

同連銀はレポオペ実施に先立ち、声明で「引き続き資金供給が潤沢であることを確実にし、短期の米ドル調達市場の円滑な機能を支援する」と表明していた。

投資家や規制当局はとりわけ、17兆ドル規模の米国債市場の流動性の問題に警戒を強めていた。米国債利回りが大きく、かつ急激に変動し、買い注文と売り注文の価格差(金利差)がかけ離れた状態が続き、投資家は注文の執行が困難になっている。

米連邦準備理事会(FRB)は15日、緊急の米連邦公開市場委員会(FOMC)を開いて政策金利をゼロ付近に引き下げたほか、今後数週間に米国債やモーゲージ担保証券(MBS)を追加購入し、バランスシートを少なくとも7000億ドル拡大すると発表した。

パウエルFRB議長は15日夜の会見で、米国債やMBSの購入拡大を決定した理由について、前週発表した大規模なレポオペが市場の流動性維持に十分ではなかったことを挙げた。「これらの市場はグローバルな金融市場、および米国の金融システムの基盤の一部だ」と指摘、「これらの市場がうまく機能しなければ、それは他の市場にも波及する」と語った。

翌日物レポ金利は16日朝、2%に急上昇したが、ニューヨーク連銀がレポオペ実施を発表すると1%に低下し、その後さらに0.05%に低下した。

FRBはまた、カナダ銀行、欧州中央銀行(ECB)、イングランド銀行(BOE)、日銀、スイス国民銀行と、米ドル・スワップ協定に適用される金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、新しい金利を米ドル・オーバーナイト・インデックス・スワップ・レートに25bp上乗せしたものとすることに合意したが、これもドル調達コストの低下につながっていない。

邦銀が円と交換してドルを調達するベーシスススワップ市場では、期間1カ月のドル調達に支払う上乗せ金利が173bpと、過去1年平均の10倍近くに達している。

ニューヨーク連銀が16日に予定する米国債の購入予定は以下の通り。(日本時間はGMTプラス9時間)

14:15━14:30GMT: 残存期間0━2.25年 100億ドル前後

15:00━15:15GMT:残存期間2.25━4.5年 80億ドル前後

15:45━16:00GMT:残存期間4.5━7年 90億ドル前後

16:30━16:45GMT:残存期間7━20年 50億ドル前後

17:15━17:30GMT:残存期間20━30年 50億ドル前後

18:00━18:15GMT: 物価連動債(TIPS) 残存期間20━30年 30億ドル前後

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