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ロシア、ワクチン接種で2カ月間「お酒やめて」 市民から不満も

ロシア連邦消費者庁のポポワ長官は、同国の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける人は、約2カ月間飲酒を控えてほしいと訴えた。モスクワで4月撮影(2020年 ロイター/MAXIM SHEMETOV)

[モスクワ 9日 ロイター] - ロシア連邦消費者庁のポポワ長官は、同国の新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の接種を受ける人は、約2カ月間飲酒を控えてほしいと訴えた。

禁酒はワクチンを接種する最低2週間前から始め、接種後も42日間は継続するべきと、地元ラジオ「コムソモリスカヤ・プラウダ」に対して述べた。

スプートニクVの接種はすでに医師や兵士、教師などを対象に行われており、今週中に全国で大規模な接種が始まる見込み。接種は21日の期間を空けて2回行われる。

首都モスクワに住むエレーナ・クリベンさんは「80日間もお酒が飲めないなんてあり得ない。特にお祝いの時に飲めないとなればストレスがたまり、ワクチン(の副作用)よりも体に悪い」と話した。

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