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ライアンエア、3000人削減へ 機体引き渡し延期でボーイングとも協議

欧州格安航空会社(LCC)最大手ライアンエアは1日、3000人の削減計画と合わせ、米航空大手ボーイングと航空機の引き渡し時期の延期について協議していることを明らかにした。写真は3月24日、ベルギーのシャルルロアで撮影(2020年 ロイター/Francois Lenoir)

[ダブリン 1日 ロイター] - 欧州格安航空会社(LCC)最大手ライアンエアRYA.Iは1日、3000人の削減計画と合わせ、米航空大手ボーイングBA.Nと航空機の引き渡し時期の延期について協議していることを明らかにした。

欧州の航空需要の完全回復は2022年まで見込めないためという。

同社は2週間前、2021年には業績回復が見込めるとして、航空機の発注にも遅れはないと述べていた。

しかしその後、同社は計画を修正。通常運航に戻る時期を当初予定の6月から7月に延期した。平時であれば書き入れ時の7─9月期にも輸送能力は50%にとどまる見通しであることを明らかにした。

また同社は成長計画を見直すとともに、今後2年間の航空機引き渡し数の削減について、ボーイングやリース会社と協議を行っているとした。

マイケル・オレアリー最高経営責任者(CEO)は株主に対し「旅行需要と価格の回復には少なくとも2年かかる。早くても2022年夏になるだろう」との見方を示した。

また営業拠点の閉鎖と、主にパイロットや客室乗務員を対象にした最大3000人の人員削減について検討を始めたとしている。

4─6月期は1億ユーロ(1億1000万ドル)の損失を見込んでいる。4─6月期が赤字になるのはこれが初めてという。

さらに同社は、大手競合他社への政府補助金に対し、法的措置を取ることも検討している。同CEOは「新型コロナウイルス危機が去った後も数カ月にわたり、300億ユーロの補助金のおかげで赤字運航が可能になった大手との競争を強いられる」と批判した。

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