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南ア、コロナ規制強化せず 中国感染増やオミクロン派生拡大でも

南アフリカのファーラ保健相は10日、中国で新型コロナウイルス感染が拡大する一方でオミクロン株派生型「XBB.1.5」の感染が国内で見つかっているが、国内でも渡航者にも新たな規制を発動する必要はないとの見解を示した。写真は2021年8月、ケープタウンで撮影(2023年 ロイター/Mike Hutchings)

[ヨハネスブルク 10日 ロイター] - 南アフリカのファーラ保健相は10日、中国で新型コロナウイルス感染が拡大する一方でオミクロン株派生型「XBB.1.5」の感染が国内で見つかっているが、国内でも渡航者にも新たな規制を発動する必要はないとの見解を示した。

記者団に「中国でも世界でも主な懸念は引き続きオミクロン株で、ワクチン接種や自然獲得免疫による南ア市民の免疫力は依然極めて高い」と指摘。国内で感染や入院、死亡率は大きく増加していないと述べた。

その上で、国として世界保健機関(WHO)の助言を受けたとし、中国や米国などでの感染増加を踏まえ、検査拡充とワクチン接種推進の再強化を進めていくと説明した。

保健当局は1月末に向けて全成人を対象にワクチン追加接種を提供する方針という。

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