[ソウル 20日 ロイター] - 韓国の韓悳洙首相は20日、今月30日から屋内の公共の場について大半でマスク着用義務を撤廃すると発表した。ただ交通機関と医療施設では着用義務を継続する。
韓国では新型コロナウイルス感染ペースに鈍化の兆しが見られ、コロナ規制緩和が続いている。大半の規制は解除されたが、陽性者に対する7日間の隔離義務は継続している。
首相はコロナ対策会議で、「1日当たりの感染者数は減少が続いており、中国での感染拡大が懸念される中だが、韓国では大きな問題なく状況を制御できている」と述べた。
ただ、マスク義務撤廃直後に多くの韓国人が帰省する旧正月の時期を迎えるため、首相は一時的な感染増が起きる可能性があるとし、より脆弱な人々について特に警戒を怠らないよう保健当局に指示した。
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