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韓国、ワクチン確保巡り大統領への批判強まる

韓国で新型コロナウイルスのワクチン調達を巡り、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する批判が強まっている。写真は韓国・ソウルでコロナ感染検査の列に並ぶ人々の横を歩く白い防護服の韓国軍兵士。今年12月17日、ソウルで撮影。(2020年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 23日 ロイター] - 韓国で新型コロナウイルスのワクチン調達を巡り、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対する批判が強まっている。

国内メディアは、政府の新型ワクチン確保に向けた対応が緊張感を欠いており、海外生産のワクチンよりも生産に時間のかかる国内生産のワクチンに過度に依存していると批判。

調査会社リアルメーターの世論調査によると、韓国人の10人に6人は、安全性よりも早期の接種を優先すべきだと回答。国内で新規感染が急増しているため、できる限り早期の接種開始が必要と声が多かった。

疾病予防管理庁(KDCA)によると、22日の新規感染者は1092人。累計の感染者は5万2550人、死者は739人となった。20日には過去最多の1097人の新規感染者が報告された。

青瓦台(大統領府)は22日遅く、一般市民へのワクチン接種の「開始が過度に遅れることはない」と表明。政府は以前、早ければ来年2月にもワクチン接種を開始できるとの見通しを示している。

保健省は、ワクチンの安全性を確認することが重要だと主張。会見した同省の高官は、米国と英国でワクチン接種が始まっているが、両国は感染者が非常に多く、死亡率も高いため、ワクチン以外に選択肢はないとの見方を示した。

同高官は「韓国がこうした国々を手本にするのはやや不適切だ。安全性を確認する作業を踏まえれば、韓国が世界初や世界で2番目のワクチン接種国になる必要はないと考えている」と述べた。

一方、聯合ニュースが軍関係者の話として伝えたところによると、在韓米軍の関係者向けのワクチンは、初回分が早ければ24日にも到着する見通し。

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