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タイで中国製ワクチン効果に疑念説が広がる、保健省の内部メモ流出

7月5日、タイの保健省が、国内の医療関係者に一般的に接種されている中国製ワクチンの効果に疑念を持たれるのを避けるため、医療関係者に対する欧米製ワクチンのブースター(追加免疫)接種の見送りを検討したことを示す内部メモが流出し、医療専門家などの間で米ファイザー/独ビオンテック製ワクチンのブースター接種を求める声が高まっている。写真は4月、バンコクの病院で接種を準備する医療関係者(2021年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク 5日 ロイター] - タイの保健省が、国内の医療関係者に一般的に接種されている中国製ワクチンの効果に疑念を持たれるのを避けるため、医療関係者に対する欧米製ワクチンのブースター(追加免疫)接種の見送りを検討したことを示す内部メモが流出し、医療専門家などの間で米ファイザー/独ビオンテック製ワクチンのブースター接種を求める声が高まっている。

内部メモには複数の意見が含まれている。地元メディアが報じ、ソーシャルメディアで拡散した。アヌティン保健相は本物だと認めた。

内部メモによると、氏名が分からない当局者がメッセンジャーRNA(mRNA)技術を利用したファイザー/ビオンテック製ワクチンのブースター接種について、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製の不活性化ワクチンに効果がないと認めることになるとして、前線で働く医療関係者に行わないよう当局に求めていた。

タイはほとんどの医療関係者にシノバック製ワクチンを接種している。研究ではシノバック製が2回の接種で致死率と重症化率を95%引き下げることが分かっている。

内部メモの流出により専門家の間で医療関係者にファイザー/ビオンテック製ワクチンのブースター接種を行うよう求める声が高まり、こうした呼び掛けがツイッターなどで広がっている。

アヌティン保健相は、ブースター接種についてのコメントは「1つの意見にすぎない」と述べ、ワクチンの接種計画は専門家委員会が決めると説明した。

シノバックは同社製ワクチンの効果についてコメント要請に応じなかった。

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