[バンコク 20日 ロイター] - タイのバンコクにあるショッピングモール「シーコンスクエア」では、新型コロナウイルスの感染予防のため、エレベーターの改修に踏み切った。これまでの手で押すタイプの操作ボタンを廃止し、足でペダルを踏んで操作する方式に変更した。
このショッピングモールを訪れた人々は今週、エレベーターの外と内部にペダルが設置してあるのを見てとまどったようだが、手で触れずにエレベーターを操作できるこの新方式は総じて好評だ。
ある買い物客は「すばらしいことだと思う。安心感が得られる」などと話した。
タイでは新型コロナの感染状況が落ち着いており、移動制限緩和の第2弾として、3月以来初めて17日にショッピングモールと百貨店の営業再開を認めた。同国ではこれまで3034人が新型コロナに感染、56人が死亡している。
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