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欧州観光が回復、コロナ証明書普及で海外上回るペース=国連報告

 国連世界観光機関(UNWTO)が29日に公表した報告によると、欧州連合(EU)における新型コロナウイルス関連証明書の広範囲な活用と順調なワクチン接種により、第3・四半期の域内観光部門の回復ペースが他の海外地域を上回った。写真はスイスのチューリヒで25日に撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)。

[マドリード 29日 ロイター] - 国連世界観光機関(UNWTO)が29日に公表した報告によると、欧州連合(EU)における新型コロナウイルス関連証明書の広範囲な活用と順調なワクチン接種により、第3・四半期の域内観光部門の回復ペースが他の海外地域を上回った。

世界の国際観光客は前年同期比58%増だった。ただ、コロナ禍前の2019年第3・四半期の水準は64%下回った。

欧州では国際観光客が19年夏を53%下回ったが、最も落ち込みが少なかった。

報告は「迅速なワクチン接種の進展と多くの目的地で入国規制が緩和されたことで旅行者の安心感が高まり、需要が押し上げられた。特に欧州では、EUが導入したデジタル証明書により自由な域内移動がより簡単になり、何カ月にもわたる移動規制で蓄積した需要が解放された」と指摘した。

1─9月の世界の観光客はコロナ禍前を76%下回り、地域ごとに大きな差が見られた。欧州を訪れた観光客は20年の同期比で8%減少にとどまった。ただ、19年の水準は69%下回った。

一方、この期間の米州への観光客は前年同期比1%増と最も好調だった。19年の同じ期間からは65%の落ち込みとなった。

地域別ではカリブ地域が最も好調で前年同期比55%増、19年の同じ時期の水準は38%下回った。

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