[27日 ロイター] - 米国の航空会社が27日早朝までに米国発着便および国内便計約740便を欠航にしたことが、航空機の運航状況を追跡するウェブサイト「フライトアウェア」の集計で分かった。国内で新型コロナウイルスのオミクロン変異株による感染が拡大しているため。
26日には同1300便以上が欠航。クリスマスイブは700便近く、クリスマス当日は997便が欠航となっており、遅延便も多発していた。
感染拡大に伴い、航空会社はパイロットや客室乗務員の隔離を必要とする航空便のキャンセルを余儀なくされているほか、一部の地域では悪天候が旅行者の懸念につながっている。
デルタ航空、ユナイテッド航空、サウスウエスト航空、アメリカン航空は現時点でロイターのコメント要請に応じていない。4社の株価は序盤の取引で2.5─3.7%安。
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