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米ホワイトハウスの新型コロナ感染連鎖、回避できた=ファウチ氏

 10月6日、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長(写真)は、ホワイトハウスで発生している一連の新型コロナウイルスの感染は回避可能だったとの見解を示した。写真は9月ワシントンでの代表撮影(2020年/ロイター)

[ワシントン 6日 ロイター] - 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は6日、ホワイトハウスで発生している一連の新型コロナウイルスの感染は回避可能だったとの見解を示した。

同所長は長らくマスク着用による感染予防を訴えるなど公衆衛生指針の順守を推奨しており、感染を軽視するトランプ大統領と異なる立場をとっている。

ホワイトハウスでは、2日にトランプ大統領夫妻が感染を公表した後、複数の大統領側近や共和党議員らが相次いで検査で陽性となっている。

ファウチ氏は、アメリカン大学の学生団体とのインタビューで、新型コロナの感染拡大が捏造だと信じている親類と感染予防を話し合う際の助言を求められ、「ホワイトハウスで今週起きたことを見てほしい」と回答。「それが、そこにある現実だ。そして感染者は日ごとに増加している。捏造ではない。(感染が)回避可能だったのにこのような状況が起こるというのは、残念な状況だ」と述べた。

トランプ大統領は、軍の病院で3日間治療を受けた後、5日にホワイトハウスに戻った。退院時はマスクを着けていたが、ホワイトハウスのバルコニーでの撮影時にはマスクをはずし、屋内に入る際にも着用しなかった。

大統領は公共の場ではほとんどマスクを付けず、選挙戦集会やホワイトハウスでのイベントではしばしば、社会的距離(ソーシャルディスタンス)をほとんど取っていない様子が見られる。

ファウチ所長は感染増加の一因として、米国が完全な封鎖を実行できていないことを挙げている。

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