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米ビッグ3、「念のため」職場でのマスク着用義務を継続

6月9日、米デトロイトに拠点を置く自動車の「ビッグスリー」と全米自動車労組(UAW)は9日、従業員に今後も職場でのマスク着用を求める方針を明らかにした。 写真はミシガン州ウォーレンのトラック工場で2020年5月撮影(2021年 ロイター/Rebecca Cook)

[ワシントン 9日 ロイター] - 米デトロイトに拠点を置く自動車の「ビッグスリー」と全米自動車労組(UAW)は9日、従業員に今後も職場でのマスク着用を求める方針を明らかにした。

UAWとゼネラル・モーターズ(GM)、フォード・モーター、クライスラーの親会社ステランティスは共同声明を発表し、「念のため」マスク着用義務を継続すると説明。ただ施設入場時の検温は段階的に終了する見通しという。また、自動車工場労働者に引き続きワクチン接種を推奨するとした。

米疾病対策センター(CDC)は5月、完全な新型コロナウイルスワクチン接種完了者は勤務中を含め大半の場面でマスク着用は不要との指針を発表した。

米国の多くの事業主は、ワクチン接種完了者にも依然マスク着用を求めている。

一方、独フォルクスワーゲン(VW)の米国法人は、「6月21日以降、完全なワクチン接種完了者にはマスク着用を求めない」としたうえで、「引き続きCDCの指針に従う」と発表した。

トヨタ自動車なども、米国の工場で入場時の検温と問診を終了したが、マスク着用義務は継続している。

ホンダと日産自動車は、米国法人従業員の新型コロナ関連義務に変更はないとしている。

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