March 4, 2020 / 1:25 AM / a month ago

S&P、米成長率予想を下方修正 新型肺炎が第2四半期も影響へ

格付け会社S&Pグローバル・レーティングは3日、米成長率見通しを下方修正した。写真はウォール街を歩く女性。3月2日、ニューヨーク市で撮影(2020年 ロイター/Brendan McDermid)

[シドニー 4日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは3日、米成長率見通しを下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大は米経済の「重大な逆風」になる可能性が高く、当初の予想より長期的で深刻な打撃が見込まれるとした。

S&Pはこれまでに、第1・四半期の米国内総生産(GDP)成長率見通しを、新型ウイルスの感染が広がる前の2.2%から引き下げ、1%により近くなるとの予想を示しているが、第2・四半期以降に回復すると見込んでいた。

S&Pの米国担当チーフエコノミスト、ベス・アン・ボビーノ氏は3日のリポートで、第2・四半期の成長率も1%により近くなるとの見方を示した。

「新型ウイルスの流行がどの程度続くか、またその過程でどのような問題が生じるか分からない」とし、「このため、今回の成長率見通しは、米経済への逆風が第2・四半期も続き、当初予想より深刻になる可能性があるという想定に基づいている」と指摘。こうした想定は状況に応じて変化しているとも説明した。

また、今回の予想には、ボーイング737MAXの生産停止の影響も反映させたとした。

新型ウイルスによる米経済への打撃は主に、旅行・観光の中止、中国をはじめ海外の需要減少、サプライチェーンの混乱、個人消費の減少、商品(コモディティー)価格の下落という5つの経路で生じる。

ボビーノ氏は「米国は輸出面での中国に対するエクスポージャーがGDPの0.6%にすぎない一方、中国からの輸入はGDPの3%近くを占めており、サプライチェーンの観点からは、輸入のほうが輸出より大きな問題になるだろう」と指摘した。

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