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米コロナ拡大で病院逼迫、感謝祭控え当局者らが自制呼び掛け

[24日 ロイター] - 米政府で公衆衛生政策を担うアダムス医務総監は24日、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからず、病院の対応能力が逼迫する中、国民に対し「事態の深刻さ」を認識するよう訴え、26日の感謝祭の祝日の過ごし方を調整するよう呼び掛けた。

アダムス氏はホワイトハウスの新型ウイルス対策本部のメンバー。FOXニュースのインタビューに対し「ワクチンの実用化は近い。新たな治療薬も開発されている。いましばらく辛抱してほしい」と述べた。

また、ケンタッキー州のベシア知事はCNNに対し、「われわれは新型コロナの火中にいる」と危機感を示し、先週に小売業や学校の閉鎖を含む新たな規制を導入したことについて、「正しいことをしようとしているだけだ」と擁護した。

米運輸保安局(TSA)によると、航空旅客数が22日に104万7000人と3月中旬以降で最多を記録。米疾病対策センター(CDC)は19日、米国民に対し感謝祭の休暇中の旅行を避けるよう呼び掛けたが、多くが従わず、感染拡大が加速している。

この日、新型コロナ感染による入院患者数は全米で8万6000人を突破し、最多を更新。死者は平均で1日当たり約1500人、新規感染者は約17万人となっている。

入院患者数は11月に入り30州で過去最悪を記録。アダムズ氏は「米国の累計感染のうち、約4分の1が過去1カ月間のものだった」とし、感染急拡大が入院者の増加につながっており、心臓疾患を持つ人や妊娠中の女性などに病院が対応できなくなっていると指摘。国民に対しこうした現実を認識するよう訴えた。

一方、米当局は同日、製薬大手リジェネロン・ファーマシューティカルズが開発した新型コロナ抗体治療薬の配布を開始した。

*内容を追加しました。

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