[アンカレッジ(米アラスカ州) 10日 ロイター] - 米アラスカ州は、新型コロナウイルスのワクチン接種の対象を州内に居住する16歳以上の全ての人とする。マイク・ダンリービー知事が9日、ワクチン接種の新規定を明らかにした。
同州では全米の中でワクチン接種が進んでおり、16歳以上全てを接種対象にした最初の州となる。
米疾病対策センター(CDC)によると、約73万人の人口の4分の1以上の人が少なくとも1回目の接種を終えおり、これはニューメキシコに続いて高い水準。
当局によると、一部地域では高齢者のワクチン接種率は90%近くに達している。
モデルナとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンは、接種対象が18歳以上だが、ファイザー製はそれ以下でも対象となる。
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