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米、WHOのコロナ調査に「深く憂慮」 中国の影響を指摘

[ワシントン 13日 ロイター] - 米ホワイトハウスは13日、新型コロナウイルスの起源に関する世界保健機関(WHO)調査団の報告書を巡り、中国は初期感染例の生データを提供すべきだと指摘し、調査結果の発表方法を「深く懸念する」と批判した。サリバン国家安全保障担当大統領補佐官が声明を発表した。

サリバン補佐官は「WHO報告書は、中国政府からの干渉や改変が及ばない、専門家の調査に基づいた独立したものであるべきだ。新型コロナウイルス流行について理解を深め、次の危機に備えるため、中国は流行初期のデータを提供すべきだ」とした。

トランプ前大統領もWHOに対する中国の影響を問題視し、WHO脱退に動いた経緯がある。

WHOの現地調査に参加したオーストラリアの感染症専門家、ドミニク・ドワイヤー氏はロイターに対し、調査団は感染拡大初期の2019年12月に武漢で確認された174症例の生データを要求したが、中国側はこれを拒否。提供されたのは要約だけだったと述べた。これが起源の特定を困難にした可能性もあるとみられている。

一方、中国大使館はこれに激しく反発。声明を発表し、近年、国際的な協力関係を損なってきた米国が、新型コロナウイルス流行下でWHOを支えてきた中国を「名指しで批判」すべきではないと述べた。中国側の声明はデータの件には触れていない。

WHOからのコメントは得られていない。

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