[ワシントン 10日 ロイター] - 米ホワイトハウスは、政府が航空機や鉄道などでのマスク着用義務を4月18日まで1カ月延長する方針であることを確認した。
この措置は3月18日が期限で、当局は解除時期を検討している。
運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)は10日に声明を発表し、CDCが他の政府機関と連携して「公共輸送機関で、いつ、どのような状況でマスク着用を義務付けるべきかを定める新たな枠組みの周知を支援する」と説明した。
今回の延長はCDCの勧告によるもので、航空会社と一部政府当局者は、全米規模のマスク着用措置延長はこれが最後になる可能性があるとみている。
航空会社や旅行業者は先月、3月18日までに「マスク着用義務を撤廃するか、90日以内に撤廃するための明確なロードマップ(行程表)を示す」よう政府に求めた。
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