[16日 ロイター] - ある関係者は16日ロイターに、バイデン政権は食品医薬品局(FDA)の承認が得られれば早ければ9月半ばに新型コロナウイルスワクチンの追加接種(ブースター接種)開始を計画していると述べた。
当局者の間で、接種完了後8カ月をめどに大半の人が3回目の接種を受けるべきとの認識が広がっている。
ニューヨーク・タイムズ紙によると、政権幹部は今週にも方針を発表する見込み。介護施設の入所者や医療従事者から始め、その後は高齢者が対象となるという。
疾病対策センター(CDC)の諮問委員会は13日、免疫力が低下している人に対する新型コロナウイルスワクチンの追加接種を承認した。対象となるのはファイザー/ビオンテック製とモデルナ製のワクチン。
バイデン政権は、ファイザー/ビオンテックあるいはモデルナのワクチンを接種した人は、デルタ株に対して追加の保護措置が必要との認識を広める方針。
1回接種のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のワクチンを接種した場合も、追加の接種が必要だという。
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