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米でオミクロン派生型BQ.1など感染拡大、全体の35%に

米疾病対策センター(CDC)は4日、米国内の新型コロナウイルスの感染でオミクロン変異株の新たな派生型「BQ.1」と「BQ.1.1」の割合が、11月5日までの1週間に推計で約35%になり、前週の23.2%から増加したと発表した。写真は、米ペンシルベニア州シュウェンクスビルの薬局でオミクロンBA4とBA5用のワクチン接種を受ける女性。2022年9月8日に撮影。(2022年 ロイター/Hannah Beier)

[4日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)は4日、米国内の新型コロナウイルスの感染でオミクロン変異株の新たな派生型「BQ.1」と「BQ.1.1」の割合が、11月5日までの1週間に推計で約35%になり、前週の23.2%から増加したと発表した。

オミクロン株の派生型「BA.5」からさらに派生した「BQ.1」と「BQ.1.1」は、10月15日までの1週間に感染の割合が全体の約9%だったが、急速に拡大しつつある。

現在主流の「BA.5」は11月5日までの週に、前週の約51%から約39%に減少したとみられる。

「BQ.1」などへの感染は欧州でも広がっており、欧州疾病予防管理センター(ECDC)もこれらの派生型が今後数週間から数カ月のうちに主流になるとみている。

欧州当局によると、「BQ.1」が「BA.4」や「BA.5」よりも重症化するという証拠はまだない。ただ、アジアでの研究結果から、免疫を回避する可能性があると警告している。

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